本文へスキップ

  古代ローマをテーマとするゲームについて徒然に書き連ねます

所有ゲーム一覧GAME LIST

  

管理人所有の古代ローマをテーマとするゲームのリスト(一部)。ほぼ未プレイのものもあります

GMT Games

RRR Cover

「Rise of the Roman Republic」

Richard H. Berg御大による、壮大なテーマのシリーズゲームAncient Worldの記念すべき第1作で、共和政ローマの黎明期を再現します。おまけでハンニバルのショートシナリオも付属しますが、シナリオはそれを含めてもたったの4つ、かなり物足りません。しかも、システムが煩雑なせいか、有志の自作シナリオなどがネット上にはほぼありません。メインキャンペーンはエピルス王ピュロスとローマの戦いです(→和訳


Cr Cover

「Carthage」

Ancient Worldシリーズの2作目で、カルタゴが関わった戦争を採り上げます。そのためローマが登場しないシナリオもあります。こちらもシナリオは4つ、やはり物足りません。メインキャンペーンは第1次ポエニ戦争で、シチリアが主な戦場となります。前作から細かい部分でのルール変更があるため、同じように進めていると痛い目に遭います。両作とも持っていると現行唯一のヴァリアント、ピュロスシナリオの3人用バージョンがプレーできます(→和訳


SPQR Cover

「SPQR: Deluxe Edition」

Great Battle of Historyの2作目「SPQR」の追加シナリオ同梱版です。GBoHシリーズは戦術級であるためか、追加や自作シナリオが数多く作成されていて、Ancient Worldシリーズファンとしてはうらやましい限りです。管理人はSPQRモジュールの「Barbarian」の他、「Caesar - The Civil Wars」、「Caesar: Conquest of Gaul」およびそのモジュールなど、このシリーズをかなり所有していますが、実はどれもほとんどプレーしたことがないです…


Avalon Hill / Valley Games

RoR Cover

「The Republic of Rome」

言わずと知れた古代ローマの戦略級マルチプレーヤーゲームの最高傑作、「共和政ローマ」です。かなりハードな内容で、全員がどんなに協力しても即死が免れない状況が出現することも珍しくありません。マルチなのにソリティアも可能という、ある意味で革命的なこのゲームがValley Gamesから再版されて入手しやすくなったのは大変喜ばしいことです。季刊タクテクスNo.3に日本語訳が掲載されており、Valley版もi-OGM経由ならHJ訳が添付されています


West End Games

ImperiumRomanum2 Cover

「Imperivm Romanvm II」

今は亡きWest End Gamesの大傑作です。35個のシナリオでローマ帝国の勃興から衰退までをシミュレートしますが、このゲームが凄さはRise of the Roman Republic巻末の参考資料に名前が挙がっていることです!ゲームの参考にされるゲーム、この作品は偉大です。「II」と銘打っていることからわかるように前作がありますが、世に知られているのはこちら。2019年にDecision Gamesから再版、入手しやすくなりました(が、定価$140…)


Decision Games

Trajan Cover

「Trajan: Ancient Wars Series」

Joseph Mirandaによる戦術級の大作で、現在も入手することが可能です。S&T誌に掲載されていた4ゲーム(Trajan, Roman Civil War, Caesar in Gallia, Germania)を1つに同梱し、ルールやボードの再構成、シナリオ追加などが行われています。と、偉そうなこと書きましたが、実は未プレイです。Mirandaは次に述べる「Caesar XL」なども手掛ける大家です


Victory Point Games

CaesarXL Cover

「Caesar XL」

Joseph Mirandaデザインのシンプルな戦略級ゲームで、カエサルとポンペイウスによるローマ内乱がテーマです。VPGのゲームコンセプトに合致して、ルールはいい意味で簡素化されています。と言っても戦略級の要素は十分で、蛮族の侵入などのルールもあります。エキスパンションも含めると3段階のルールが用意され、難易度を選べるプレイアビリティの高さが魅力です。現在は若干入手困難ですが、古代ローマゲームを何か一つとお考えの方にお奨めです(→和訳


Ludifolie Editions

AleaIactaEst Cover

「Alea Iacta Est」

古代~近世までと幅広いジャンルのゲームを手掛けるデザイナー、Frédéric Beyによる共和政ローマ末期~帝政成立期の戦略級ゲームです。「カエサル派」と「共和政派」の対立と、周辺の非ローマ部族との抗争を再現します。エリア方式で交互ターンのオーソドックスなゲームですが、一番の特徴は途中でプレーする派閥が入れ替わる可能性がある点で、このシステムは斬新です。英語版とフランス語版があります(Ziplockゲームです)(→和訳


Compass Games

Hannival_CPG Cover

「Hannibal: The Italian Campaign」

Compass GamesのゲームジャーナルPaper Wars95号収録の作戦級ゲーム。ハンニバルのイタリア遠征を扱います。初版は今は亡きSimulations Canada(1983年)。長らく絶版でしたが、2020年にCompass Gamesから待望の再販!歩兵・騎兵・戦象が登場し、政務官の選出や動員のルールもあります。Ancient Worldよりシンプルなシステムでプレーしやすく、何と言っても普通に購入可能というのが最大のポイントです(→和訳


White Dog Games

SolitaireCaesar Cover

「Solitaire Caesar」

ローマ帝国の興亡をサムニウム戦争から東ローマ帝国滅亡の期間で再現する「超」戦略級ソリティアで、凄まじい抽象化がされています。敵は「蛮族」のみなので、地中海を巡る争いもガリア戦役も、内乱すらありません!でも、なぜかローマ興亡を体感した気になる不思議なゲーム。覇権国家ローマが蛮族との攻防に明け暮れる中で衰退していったのは事実であり、その苦悩をうまく表現していると思います。選択ルールが数多くあり、採用すると雰囲気が増します。私は「小さなウォーゲーム屋」さんから購入しました(→和訳


LPS

RomeInc Cover

「ROME, INC.」

LPSって言われてもピンときませんがAgainst the Odds誌の53号です。デザイナーはPhilip Jelley。アウグストゥスからディオクレティアヌスのテトラルキアぐらいまでのローマ帝国を再現するソリティアで、ルールはSolitaire Caesarよりだいぶ複雑です。著名な元老院議員が多数登場し、内戦もあります。また、敵対していない地域でも現王朝との距離間に応じたステータスがあり、ローマへの協力の程度が異なるのが面白いところ。「小さなウォーゲーム屋」さんから和訳付きで購入できます(第1ターンのリプレー記事あります)


(Print & Play;BGGにあります→削除されてます)

OldRomeInc Cover

「Old Rome, Inc.」

上記Rome, Inc.を見た時に、このシステムで共和政期はできないかなぁ?って思ってたらちゃんとPhilip Jelleyが作ってくれてました(BGGのページ→削除されてます)。共和政なので王朝カウンターの代わりにローマ法カウンターが存在します。結構面白そうですが、ルールブックの作りがかなり適当です。とりあえず訳してますので、必要な方は和訳ルールからどうぞ(PAC同梱です)




バナースペース

このサイトの管理人について

名前:らくがき
棲息地:九州北部
年齢:50代前半
好み:古代史、戦国期、WWII、etc
趣味:ラノベ、ネット、NFLなど