古代ローマをテーマとするゲームについて徒然に書き連ねます

古代ローマって？

一般的に「古代ローマ」といえば、紀元前753年の王政ローマ建国から共和政、帝政を経て分裂し、西暦476年の西ローマ帝国滅亡までを指すことが多いようですが、このHPでは主に共和政ローマの勃興から帝政初期の辺りまでを採り上げます。これはただ単に管理人がこの時期が好きだからというだけの理由です
Ancient Worldシリーズで他の時期を対象とする作品が発売されれば、その時代も採り上げるかもしれません

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都市国家から世界帝国ローマへ

紀元前753年、イタリア半島中部テヴィレ川のほとりに誕生した農業国家ローマ。人口数千人の小村から始まったこの一地方都市国家が、やがて地中海を「我らが海」と称するまでの世界的大帝国に成長するとは、周囲の民族はおろか、建国者のロルムス達でさえ想像だにしなかったでしょう
左はローマ帝国の最大版図（トラヤヌス帝期；西暦117年頃）を記した地図です。これだけを見ると大帝国としての貫録十分のローマですが、ここに至るまでの長い歴史の中で、様々な葛藤や紆余曲折があったことは言うまでもありません

GMT GamesのAncient Worldシリーズは、成長・拡大していく都市国家ローマが直面した数々の困難を戦略級のレベルで再現し、当時の指導者の悩みを共有・追体験するゲームです
管理人は、「障害を克服し、勢力を拡大する」という過程が好きなので、このテーマではAncient Worldシリーズが一押しゲームです
反対に、世界帝国となって以降、自己の勢力範囲を維持できずに斜陽を迎えていくローマを描いた、S&T誌の「Fall of Rome」などにはあまり興味を抱くことができません

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管理人と古代ローマの歴史

1990年

季刊タクテクス2号購入、「ユリウス・カエサル伝」を読む

1991年

季刊タクテクス3号購入、AH「共和政ローマ」を知るも、さほど興味を持たず（この頃は三國志と戦国時代、WWIIメイン）

2002年

長谷川博隆著「カエサル」を読み、古代ローマに興味を持つ。AH「共和政ローマ」を苦労の末に入手。「ローマ人の物語」文庫化を知り、発売時に即購入、以降発売のたびに買い続ける。このころより古代ローマ熱沸騰

2003年

Rise of the Roman Republicのニュースを聞きつけ、即刻購入。Berg御大のルールブックが難解で、自分なりの和訳作成を試みるも頓挫

2005年

Carthage発売、これも迷わず購入。ルールの改訂を機に、中断していた和訳作成を再開するもまたもや挫折。以降、再開・中断を繰り返す

2009年

モムゼン「ローマの歴史」購入。Ancient Worldシリーズ和訳に本腰

2010年

足かけ8年、Ancient Worldシリーズの和訳がついに完成！

2011年

RRRシナリオ2リプレーおよびCaesar XLルールの和訳作成を開始

2012年

「古代ローマで行こう！」（このHP）の作成開始

　　　　　　　　　　　　　　　　　　現在に至る