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  古代ローマをテーマとするゲームについて徒然に書き連ねます

Solitaire Caesarリプレー(西方帝国領の興亡シナリオ)(WDG)Solitaire Caesar Replay

Solitaire Caesar: THE RISE AND FALL OF THE ROMAN EMPIRE
リプレー(Turn 01〜05:序盤)

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 それではゲームを始めていきます


第1ターン(紀元前300〜201年)

<ローマ軍フェイズ>
第1ターンは当初の予定通りに進めます
●ランダム都市建設サブフェイズ:サイの目3-6でキリキア。すでに都市があるので効果なしです
●ローマ軍収入徴収サブフェイズ:第1ターンの収入は5タレント
●ローマ軍行動サブフェイズ:このターンには都市建設は行わない予定で、レギオンの編制と移動、既存都市の支配を優先します
 1個レギオン編制(ローマ;残4タレント):先ずはシチリアに移動します。サイの目2でローマ支配下に置いたので、次にカルタゴに向かいます。サイの目4を得てここでもローマの支配を確立できました。当初の計画通りここまでで当レギオンの行動は終了としました
 1個レギオン編制(ローマ;残3タレント):次に北部を押さえます。キサルピナに進出、サイの目4で支配成功したので計画は順調です。迷うところですが、都市の支配を重視してヒスパニアに進みます。サイの目1でここも成功したところで、次をどうするかという問題が発生します。イベリア・アフリカ方面はここで止めるか、それともマウリタニアまで行くべきか?悩みましたが、次にベルベル族が登場するのは決まっているので、防御正面を小さくする目的でマウリタニアまで進みます。サイの目4、ローマの威光をアフリカの辺境にまで轟かせ、このレギオンは終了です
 1個レギオン編制(キサルピナ;残2タレント):意外にもマウリタニアまで進めたので、方針を変えて北方を攻略することにしました。先ずガリアに進んでサイの目3で支配後、イリリアに転戦してここでもサイの目3、2州に支配マーカーを置くことに成功しました。最後にマウリタニアまで移動、2個レギオン状態にして終了します
 2個レギオン編制(マウレタニア;残0タレント):ベルベル族との戦いで出る損害を考慮して戦力強化し、ローマ軍フェイズを終了します。ラッキーなことにレギオンを損失することなく終えることができました!


<蛮族軍フェイズ>
●新規蛮族軍集団発生サブフェイズ:サイの目5と3。ベルベル族は5戦力、別蛮族が3戦力です。追加サイの目5、危うかったですがアラビア族となったので一安心です。今回、どちらも文明化蛮族になりました
●蛮族集団移動サブフェイズ:あまり気にしなくていいアラビア族から移動します。
 アラビア族:移動先候補はパレスチナ(1-3)とエジプト(4-6)の2か所で、サイの目2。パレスチナに3戦力で移動、攻撃します。サイの目6、パレスチナは降伏しました。文明化蛮族なので都市は維持されます。アラビア族は1戦力を残して次の移動先を探します。候補はシリア(1-3)とエジプト(4-6)ですが、サイの目3でシリアに向かいました。シリアとの戦闘を実施、サイの目4でこちらも蛮族支配です。アラビア族は1戦力で次の目標を見据えます。対象のメソポタミア(1-2)、キリキア(3-4)、アルメニア(5-6)の中からサイの目5でアルメニアが選択、ここで移動終了です
 ベルベル族:5戦力がマウリタニアに攻め込みました。サイの目2、3、4、3、1、6、2で2個レギオンを喪失し、蛮族フェイズ終了です


<得点集計フェイズ>
現在のローマ支配都市はローマ、シチリア、カルタゴ、キサルピナ、ヒスパニアの5個で5ポイント加算。合計5ポイントです
以上で第1ターン終了です



第2ターン(紀元前200〜101年)

<ローマ軍フェイズ>
このターンのメイン蛮族は北方ノルド族なので、北方に都市を建設するかどうかは要検討でしょう
●ランダム都市建設サブフェイズ:サイの目3-1で対象はギリシャとなり、影響なしです
●ローマ軍収入徴収サブフェイズ:第2ターンの収入は9タレント
●ローマ軍行動サブフェイズ:先ずは既存の3個レギオンを行動させ、その状況を見て編制と建設のバランスを決定します
 カルタゴの1個レギオン:キレーネに移動、サイの目5でローマ支配を確立後にロードスへ。ここもサイの目4で支配すると、次はアシアへ向かうもサイの目6で残念ながら敗戦しました
 マウレタニアの1個レギオン:同様にアシアへ向かい、今度はサイの目3で支配に成功しました。さらにキリキアもサイの目4で支配。順調です。目の前のシリアに蛮族がいますが、このレギオンはここでストップしておきます
 マウレタニアにもう1個のレギオン:マケドニア(5)、ギリシャ(1)、トラキア(4)と破竹の進撃。基本ルールのみなので関係ないですが、将来の帝都コンスタンチノープルを手に入れました!今度は遠くガリアの先ベルジカまで遠征、サイの目3で支配して終了です
 5個レギオン編制(マウレタニア×2、キレーネ、イリリア、マケドニア;残4タレント):これらは守備隊ですね
 2州都市建設(ガリア、トラキア):トラキアは安全地帯なので異論のないところですが、ガリアの選択が正しいかは・・・、歴史が証明するはずです。以上でローマ軍フェイズは終了となりました


<蛮族軍フェイズ>
●新規蛮族軍集団発生サブフェイズ:サイの目4と1でメインのノルド族は4戦力登場です。サブ蛮族はサイの目1でやっぱりノルド族、計5戦力になりました
●蛮族集団移動サブフェイズ:蛮族が1集団しか出現しなかったのはラッキーでした
 ノルド族:ゲルマニアに進出後、次の目標はラエティア(1-3)かベルジカ(4-6)。サイの目3でラエティアに4戦力が向かいます。今度は候補が4つ、テイス(1)、ダキア(2)、イリリア(3)、ベルジカ(4)で、5、6は振り直しとしました。結果は4、3戦力がベルジカに殺到し、1個レギオンと交戦します。サイの目2、3、6でレギオンは除去されましたが、彼等の奮戦により蛮族は1戦力まで減少、移動は終了となります。ただ、ベルジカのローマの支配は失われました・・・


<得点集計フェイズ>
現在のローマ支配都市はローマ、シチリア、カルタゴ、キサルピナ、ヒスパニア、ガリア、ギリシャ、トラキア、ロードス、アシア、キリキアの計11個。現在の勝利得点は5+11の合計16ポイントです
これで第2ターン終了となりますが、第11ターンまでの残り9ターンの間に史実レベルの勝利を収めるには64ポイント、勝利のためには最低でも105ポイント = 9ポイント/ターン以上が必要です。いけますかねぇ・・・



第3ターン(紀元前101〜1年)

<ローマ軍フェイズ>
このターンもメイン蛮族はノルド族ですが、第2ターンとは状況が異なり途中に既に蛮族がいるので、このままだと最悪全戦力がガリアやイリリアに突っ込んできます。登場が決定している蛮族なので、リスクは承知の上でゲルマニア方面をある程度片付けておく必要がありそうです
●ランダム都市建設サブフェイズ:サイの目3-3でロードス、影響なしです
●ローマ軍収入徴収サブフェイズ:第3ターンの収入は12タレント。ここと次のターンがゲームを通しての収入MAXです
●ローマ軍行動サブフェイズ:先ずはラエティア〜ベルジカを確保、その後東方の攻略を考えようと思います
 イリリアのレギオンをラエティアに派遣、サイの目1で平定してそのままベルジカに進みますが、サイの目6で壊滅しました
 マケドニアのレギオンが仇討ちのためにベルジカに遠征、サイの目2で見事敵を取りました。気をよくしてゲルマニアにまで足を延ばして最後の蛮族と対戦、サイの目2でここも勝利を収め、北方の平定を成し遂げました。このレギオンは行動を終了します
 キレーネのレギオンがエジプトに進出、サイの目3で支配下に置きました。続いてパレスチナへ移動して蛮族と交戦、サイの目3で排除には成功したものの2回目のサイの目が5だったため都市の攻略に失敗、力尽きました
 キリキアのレギオンがシリアに侵攻しますが、サイの目6となってこちらも頓挫。少々厳しい状況です
 1個レギオン編制(エジプト;残11タレント):パレスチナに侵攻し、今度はサイの目4で支配成功。次にシリアに進んでサイの目3で蛮族を粉砕した後サイの目2で都市も攻略、支配に成功しました。レギオンはそのままメソポタミアを目指し、サイの目4。ついにユーフラテス川に到達し、初期配置の都市全てにローマの威光を轟かせることができました。最後に残った唯一の文明州、ポントゥスをサイの目2で攻略した後にシリアまで戻って行動終了となりました
 これ以上の拡大は難しいと判断し、レギオンをマウレタニアに1個、ゲルマニアに3個、シリアに1個、ポントゥスに1個、エジプトに3個編制(合計9タレント;残2タレント)しました
 都市をキレーネに建設(2タレント;残0)してフェイズを終えます


<蛮族軍フェイズ>
●新規蛮族軍集団発生サブフェイズ:サイの目3と2でメインのノルド族は3戦力となり、2戦力のサブ蛮族はサイの目6でベルベル族となりました。今回はベルベルは未開蛮族です
●蛮族集団移動サブフェイズ:先ずは少数のベルベル族から
 ベルベル族:マウレタニアに全力侵攻、サイの目2、6、3で1レギオンを失いました
 ノルド族:3戦力vsレギオン4個のゲルマニア会戦です。サイの目3、4、2、3でこちらも1レギオン喪失したものの、ローマの覇権が揺るぐことはありませんでした


<得点集計フェイズ>
現在の支配都市はローマ、シチリア、カルタゴ、キサルピナ、ヒスパニア、ガリア、ギリシャ、トラキア、ロードス、アシア、キリキア、キレーネ、エジプト、シリア、メソポタミア、パレスチナの計16個。合計で32VPとなってほぼ倍増、史実レベルまで48、辛勝まで89ポイントなので、少し明るい兆しが出てきた感じがします。これで第3ターン終了です



第4ターン(紀元1〜100年)

<ローマ軍フェイズ>
このターンのメイン蛮族はステップ族です
●ランダム都市建設サブフェイズ:サイの目3-6でキリキア、影響なしです
●ローマ軍収入徴収サブフェイズ:第4ターンも収入はMAXの12タレント。初動は概ね成功したので、防御ラインの構築を優先します
●ローマ軍行動サブフェイズ:先ずはステップ族に備えます
 ポントゥスのレギオンがモエシア→ダキア→テイスと転戦し、全州の支配に成功した後、最後に残った未支配州ブリテンまでローマの威光をとどろかせることに成功しました。殊勲のレギオンはモエシアに戻って駐屯です
 シリアのレギオン1個がアルメニアの蛮族軍と対戦してサイの目3で撃破、そのままアルバニア→バビロンと進んで東方を制圧しました
 シリアのもう1つのレギオンもバビロンに移動します
 10タレントを使用してレギオンを編制します。バビロンに1個、アルバニアに3個、モエシアに2個、テイスに3個、マウレタニアに1個を配置しました
 残り2タレントでポントゥスに都市を建設してフェイズ終了です


<蛮族軍フェイズ>
●新規蛮族軍集団発生サブフェイズ:サイの目5-2、3回目サイの目4だったので、ステップ族5戦力にパルティア2戦力となりました
●蛮族集団移動サブフェイズ:パルティアの方が気楽なのでそちらから解決します
 パルティア族2戦力:移動先はバビロンを選択。サイの目3、5、2で1個レギオン喪失です
 ステップ族5戦力:移動先はテイスでサイの目は3、2、3、5、1、5、4。テイスの支配は失われました。ここで蛮族フェイズ終了です


<得点集計フェイズ>
現在の支配都市は、ローマ、シチリア、カルタゴ、キサルピナ、ヒスパニア、ガリア、ギリシャ、トラキア、ロードス、アシア、キリキア、キレーネ、エジプト、シリア、メソポタミア、パレスチナにポントゥスを加えた17個で勝利ポイントは49まで増加、これでとりあえず史実レベルまでは到達できそうです



第5ターン(紀元101〜200年)

<ローマ軍フェイズ>
このターンのメイン蛮族は未開のノルド族。今後文明化されているのはパルティアだけですが、メインとなることはありませんので都市の防衛には特に注意を払わなければならないでしょう
●ランダム都市建設サブフェイズ:サイの目1-1でアルメニアに都市が建設されます。今回、初めて「タダ」で都市を手に入れました
●ローマ軍収入徴収サブフェイズ:8タレントを獲得しますが、ここから収入は少しずつ目減りし、ローマの栄光に陰りが見えてきます
●ローマ軍行動サブフェイズ:先ずは目障りなテイスの蛮族を片付けましょう
 モエシアのレギオン1個でテイスの蛮族を攻撃、サイの目2でテイスを奪還しました
 レギオンは、6タレントを使用してゲルマニアに1個、テイスに1個、バビロンに1個、パレスチナに2個、マウレタニアに1個編制しました
 残りの2タレントでマケドニアに都市を建設してフェイズを終えます


<蛮族軍フェイズ>
●新規蛮族軍集団発生サブフェイズ:サイの目5-1、3回目サイの目1だったので、ノルド族のみの合計6戦力となります
●蛮族集団移動サブフェイズ:6戦力はかなり強力ですが、全てはサイの目次第なので何かできる対処があるわけではありません
 ノルド族6戦力:全力でゲルマニアに侵攻します。6戦力をレギオン4個が迎え撃ちます。サイの目は5、4、1、1、2、1、3、5、2、補強しておいた1個レギオンの効果でかろうじて持ちこたえ、なんとか国境の防衛を成し遂げました


<得点集計フェイズ>
現在の支配都市は、ローマ、シチリア、カルタゴ、キサルピナ、ヒスパニア、ガリア、ギリシャ、トラキア、ロードス、アシア、キリキア、キレーネ、エジプト、シリア、メソポタミア、パレスチナ、ポントゥスの17個に、マケドニアと「無料」のアルメニアを加えた19個となり、第5ターン終了時点で68勝利ポイント獲得です。史実レベルはまず間違いないですが、斜陽の帝国をどうやって辛勝まで持っていくか?。まぁ、サイの目次第ですけど・・・



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